登山道情報(11/29現在)12月1日より寒波襲来の予報が出ております。

最近の標高2,500m付近の気温は、最低気温-12℃~-5℃、最高気温-6℃~0℃です。

11月は晴天が続いたことで厳しい冷え込みもなく、登山道の積雪量も多くありませんでした。一方で、12月1日より寒波襲来の予報が出ておりますので、最新の天気予報や登山道情報をよくご確認いただき、冬山登山の準備を入念になさった上でお出かけください。

今後は夏山のコンディションと大きく異なり、雪崩や滑落、低体温症などのリスクが高まる時期になりますので、細心の注意を払っていただくようお願いします。特に冬の八ヶ岳では、初心者の事故が多発しております。冬山登山のリスクを事前に調べ、体力や経験、技量に見合ったルートの選択や計画を立ててください。冬山登山の経験が豊富な方であっても、必ず余裕を持った行程で安全な登山をお楽しみいただけたらと思います。また、単独での入山はリスクも多いため、単独での行動は避け、冬山経験者との同行や、ガイド山行、ツアー参加などをおすすめいたします。これから本格的な冬山シーズンとなりますので、安全には充分に気をつけながら冬の八ヶ岳登山をお楽しみください。

冬季期間中の各山小屋の営業状況につきましては、詳細は各山小屋のホームページやSNSなどでご確認ください。なお、引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。

※冬期営業していない山小屋のテント場の利用は出来ません。また、指定地以外での幕営は禁止されております。テント場を利用する際には必ず事前に確認の上、予約をお願いします。