北八ヶ岳、静寂の森と清澄な空気に包まれて。

〜北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から、
坪庭、北横岳、七ツ池周辺、縞枯山荘周辺をめぐる小さな山旅〜

1921年創業のフランスを代表するアルパインブランド・ミレー。1950年には、人類初の8,000m峰登頂を支えたザックを提供し、一躍、マウンテニアリングの世界で脚光を浴びました。創業から100年以上が経った現在も、名峰モンブランの麓から、独創的で革新的な製品を世界へ発信し続けています。

OUTDOOR LIFESTYLE

心地良く街と自然がつながる感覚を楽しむ。気軽にアウトドアに親しむのが今の気分。そんな思いに応えてくれるスタイリッシュなウェアはタウンユースや幅広いシーンで使いたい。思い立ったらすぐ自然の中へ出かけよう。

TREK & HIKE

天候や気温の変化への対応や体温調節、動きやすさなど、安全かつ快適に登山を楽しむためにはウェアの性能はとても重要。それにデザイン性も兼ね備えたウェアなら気分も上がる。大自然が呼んでいる、さぁ山へ行こう。

FAST HIKE

余計なものを削ぎ落とし、スピーディに山を駆けるファストハイクは、まさに自由の象徴。効率とシンプルさを追求するからこそ、あらゆる山のシチュエーションに対応するウェア選びが重要です。自由に山を駆けまわり、自然とひとつになる風を感じよう。

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北八ヶ岳

シラビソの美しい森を歩き、北八ヶ岳の心安らぐ魅力と出会う。

標高1,771mの山麓駅から、標高2,237mの山頂駅までを約7分ほどで駆け上がる北八ヶ岳ロープウェイに乗る。窓からは雄大な山岳風景が一望でき、これから始まる山旅への期待がふくらんでくる。山頂駅からはさまざまなフィールドへ向かうことができる。誰もが気軽に散策できる「坪庭」、大展望が待つ「北横岳」、吹き抜ける風が心地いい「縞枯山荘周辺」の草原など、豊かな自然が迎えてくれる。今日はどこへ行こうか、楽しみ方はあなた次第。さぁ、出発しよう。

ロープウェイで気軽に、大自然の懐へ。

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を降りてすぐ目の前に広がる「坪庭」。ここは北横岳の噴火によってできた溶岩台地でハイマツやコメツガなどの低木や高山植物が自生していて、夏には多くの花々と出会うことができる。一周約1kmの坪庭自然探勝路が整備されていて歩きやすく、誰もが楽しむことができる気軽さがありながら、ゴツゴツした溶岩や、冬の厳しさを物語る一方向に傾いた木々、雄大なアルプスの眺望などの大自然が満喫できる。山の魅力に触れる第一歩にふさわしい場所だ。

●北八ヶ岳ロープウェイ

OUTDOOR LIFESTYLE

ブリーズバリヤーIIオーバージャケット

登山からライトなアウトドアまで幅広いシーンに対応する軽量・超撥水のジャケット。タウンユースのアウターとしても◎！

ブリーズメッシュニューモンペパンツ

日本古来のもんぺを現代にフィットする形で再現。夏に最適な通気性を備えたリラックスパンツ。

大空の下、日本三大アルプスの眺望が広がる

北八ヶ岳ロープウェイは素晴らしい眺望が楽しめることでも知られている。南アルプス、中央アルプス、北アルプスの日本三大アルプスを一望しながらの空中散歩は別世界に来たような高揚感に満たされてゆく贅沢な時間。花の季節には可憐な高山植物が咲き誇り、夏には緑が眩しく輝き、秋には燃えるような紅葉が青空に映え、冬はきらめく銀世界が広がる。どの季節も美しい、心に残る絶景がここに待っている。

OUTDOOR LIFESTYLE

クンブマウンテンクルーズ22

街歩きからアドベンチャーまで、シーンを選ばす使いこなせる多用途型リュックサック。スムーズなパッキングを可能にするロールトップ式。日常からフィールドへとシームレスに行き来するアクティブ派にピッタリ。

神秘的な森と大地の鼓動を感じる風景に出会う。

坪庭自然探勝路を進み、第二休憩所を越えると北横岳に続く登山道がある。一歩登山道に入ると神秘的な雰囲気を漂わせる静寂の森が待っている。シラビソの森の中をしばらく登ると、木々の間から縞枯山方面が見渡せる。立ち枯れた樹林が白い縞模様をつくっているのが名の由来である縞枯山の風景を見ると、自然の営みの不思議を感じずにはいられない。北横岳ヒュッテからの急登を登りきれば北横岳の南峰（標高2,472m）に到着。天気が良ければ山頂からは南八ヶ岳や日本三大アルプスの大展望を楽しむことができる。

TREK & HIKE

ティフォンストレッチジャケット

あらゆる天候下で衣類内を常にドライに保つ高機能レインジャケット。適度なストレッチ性があり幅広い山岳アクティビティに対応。

トレックソリッドパンツ

動きやすさを追求した立体裁断のパンツは細身のシルエットで足さばきも良い。実用性に優れた上にスタイリッシュなのも嬉しい。

大自然の神秘を感じる縞枯山を望む。
北八ヶ岳の森と大地が織りなす光景に、
時が経つのを忘れるほど惹かれた。

登山道から望む縞枯山と眼下に広がる坪庭自然園

幻想的な風景の片隅に佇むひととき。

北横岳に向かう登山道の途中、北横岳ヒュッテのすぐ北側の静かな森の中に現れる七ツ池。北横岳周辺にはこの七ツ池をはじめ、亀甲池、双子池、雨池などが点在していて、池めぐりを楽しみながら北八ヶ岳の魅力を味わうコースも人気。中でも七ツ池は北横岳登山の途中で気軽に立ち寄るのにちょうどいい。周囲を森に囲まれた池は、その水面に四季折々の風景を映し出し、霧に包まれた時などは幻想的な北八ヶ岳らしい魅力がさらに深まって、静かな感動が心に宿る。

TREK & HIKE

GRX17

高いフィット感があり安定した背負い心地と実用性に特化した軽量リュックサック。重心が上部にくる高重心設計。歩行時も荷重を感じにくく、さまざまな位置からすぐにアクセスできるよう配置されたポケットも使いやすい。

ヒュッテで過ごす心豊かな山時間

北横岳の南峰直下、標高2,400mに位置する山小屋。ロープウェイ山頂駅から徒歩で約1時間ほどの距離にあるヒュッテは、山の危険も理解した上で、山を楽しむ登山者のための宿泊施設として予約制で宿泊を受け付けている。山小屋本来の佇まいを今も残すヒュッテは、北八ヶ岳の大自然の中に身を置き、その魅力を心ゆくまで味わうための拠点として山を愛する登山者に親しまれている。

●北八ヶ岳北横岳ヒュッテ

「こんにちは」と、
山で出会う人やモノに挨拶をするだけで、
心がホッとあたたかくなる。
それは、きっと山がくれるプレゼント。

北横岳ヒュッテのトーテムポールが登山者を迎えてくれる

名だたる山々と眼下に広がる森を一望

八ヶ岳連峰は、ほぼ中間にある夏沢峠を境に、南八ヶ岳・北八ヶ岳と呼ばれている。主峰・赤岳を中心に峻険な峰々が連なる南八ヶ岳とは対照的に北八ヶ岳はおだやかな山並みが続く。シラビソやコメツガなどの針葉樹の原生林に囲まれ、何とも言えない神秘的な雰囲気を漂わせているのも魅力だ。そんな北八ヶ岳を代表するピークのひとつが「北横岳」。正式名称は「横岳」だが、南八ヶ岳の横岳と区別するために「北横岳」と呼ばれるようになったという。山頂は南峰と北峰からなり、いずれも眺望が良い。南アルプス、中央アルプス、北アルプスをはじめ、南八ヶ岳や蓼科山など多くの山々の大展望が楽しめる。

TREK & HIKE

ティフォンストレッチレインキャップ

山での行動中の悪天候に対応し、蒸れと雨から頭部を守るテクニカルレインキャップ。ソフトな肌触りに加え、優れた耐水性と透湿性を備えていて快適さを持続してくれる。ツバは短めで収納しやすく、サイズ調整ができるアジャスターも便利。

雄大な山岳風景を見渡しながら、
移ろう季節の風を感じる。

縞枯山の麓に広がる草原を行く。

ロープウェイ山頂駅から徒歩で約15分ほどの場所にある縞枯山荘は、登山初心者でも無理なく訪れることができる。山荘の前には八丁平と呼ばれる草原が広がり、森の中とはまた違う北八ヶ岳の魅力とふれあえる。この開放感の中で自然を肌で感じながら駆け抜けるファストハイクの爽快感は格別。吸い込む空気の美味しさと、風を切る心地良さを全身で受け止めた後は、疲れた体を癒してくれる山小屋へ。満天の星と出会う北八ヶ岳の夜を楽しむのもいい。

●縞枯山荘

FAST HIKE

ティフォンファントムトレック　ジャケット

新開発の極薄防水透湿メンブレンは極めて高い耐水圧（50,000mm）と透湿性（60,000g/m²/24h）という桁違いの防水透湿性能をもち、さらにトップクラスの軽さと快適性までも実現した革新的軽量レインジャケット。

ドライナイロンショートパンツ 7

軽量で速乾性に優れ、表面には撥水加工を施してある。優しい風合いが心地良く、足上げ時もツッパリにくいのでストレスを感じない。暑い季節でも爽やかな着用感が魅力。

霧に包まれていく…。
ひととき幽玄の世界の住人になる、
そんな時間に今は浸りたい。

縞枯山荘周辺は笹原の中を木道が続く

ADVICE

北八ヶ岳ロープウェイで一気に標高2,237mの山頂駅へ。眼前に広がる坪庭の溶岩台地を巡り、北横岳へと足を伸ばせば、山頂からは南北八ヶ岳の絶景が楽しめる。山頂駅から縞枯山荘周辺は静寂な森歩きと笹原の風景が魅力。標高2,000mを超えるエリアでは、天候の変化に備えた機能的なウェアが快適な登山を支える。快適な山旅を叶えるミレーの装備で、北八ヶ岳の大自然を満喫しよう。

■歩行1／北八ヶ岳ロープウェイ〜山頂駅〜坪庭周辺〜北横ヒュッテ〜北横岳
■歩行2／北八ヶ岳ロープウェイ〜山頂駅〜坪庭周辺〜縞枯山荘

ミレー（MILLET）公式オンラインストア